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ひと夏だけじゃ終われない

2013/06/05
電子書籍『ひと夏だけじゃ終われない』(いるかネットブックス)◆
祖父母の経営する民宿で、夏休みの間アルバイトをすることになった麻衣。海岸を散歩していたところ、風景画を描きに来ていた美大生の秋生と出会い、遊びのつもりで大胆に迫る。 秋生のルックスは最高で、体の相性もバッチリ。楽しい時間はまたたくまに過ぎ、麻衣は予定どおり自宅へ戻るが……。
あたしの馬鹿! いまごろ自分の気持ちに気付くなんて!


◆抜粋◆

 でも、シーズンまっさかりの海岸は、どこへ行っても人ばかり。しかたなく、めったに人の来ない穴場まで足を延ばしたんだけど、そこにも見知らぬ先客が。
 くるりと向きを変えて立ちさろうとしたそのとき、先客があたしに気づいて声をかけてきた。
「ここから見える景色、最高ですね~」
 若い男のおっとりした声。
 ──馬っ鹿じゃないの。こんな景色、毎日見てるあたしにすれば、珍しくもなんともないよ。
 そう思いながらなにげなく相手の顔を見ると……おお、ルックスだけはいけてるかも。
 ごつごつした岩場で、周囲からは陰になっているあたしの秘密基地。そこに陣取った彼の向こうには、イーゼルにのった大きなキャンバスと、つんと匂う油絵の画材が見える。
「……絵、描いてるんだ」
 自分のテリトリーを荒らされていやだな、と思ったのに、あたしの口から出たのはそんなセリフだった。


◆抜粋◆

 はっきり言って、彼の絵がうまいのかへたなのか、あたしにはわからない。
 それよりもあたしは、じっと前を見つめる彼の横顔とか、絵筆を握る彼の手の動きとかに心を惹かれた。
 クラスの男の子たちとは違う、成熟した大人の男。そこらへんのオッサンたちみたいに、腹が出たり脂ぎったりもしていない。
 ──どうせ夏が終わればサヨナラなんだし、遊んでおかなきゃ、もったいないかな?
 そう考えたあたしは、その日から毎日、ミニスカートや水着といった挑発的な服装をして、彼のもとを訪れた。
 斜め後ろの岩に腰かけて、ときどきわざと大きなアクションで足を組みかえる。
 ちらりと向けられる彼の視線。
 くりかえすうちに、だんだん彼がこっちを意識してくるのがわかって、あたしはほくそえむ。
「あー、汗で気持ち悪い。ブラジャーはずしちゃおっと」
「え、ちょ、ちょっと……ここで?」
「いいじゃん。美大って、ヌードモデルのデッサンとかするから、女の裸なんか見慣れてるでしょ?」
「いや、それとこれとは……」
 彼がうろたえるのを楽しみながら、あたしはいさぎよくTシャツを脱ぎすて、ブラジャーもはずして放りなげた。
「気持ちいい~ッ! そうだ、秋生。気分転換に、あたしの裸、描いてよ」
 彼がいつも、キャンバスのほかにスケッチブックも持ちあるいているのを、あたしは知っている。
 しぶる彼に無理やりそれを持たせ、岩にもたれてAV女優みたいなきわどいポーズをとると、彼は真っ赤な顔をしてうつむいた。
「ねえ、麻衣ちゃん。僕だって男なんだよ。そんな格好されたら、いつまで理性を保てるかわからないよ……」
「理性なんて、保つ必要ないじゃない」


◆Hシーン抜粋◆

 静かに円を描くように、両方の手のひらで胸を包まれ、下からゆっくり持ちあげられた。
 上を向いた乳首に唇を押しあてられ、ちゅっと音を立ててキスされる。つづいてぺろりと舐められると、甘いうずきが体の中を駆けぬけ、膝の力が抜けた。
 立っていられなくなって、後ろの岩に体重を預け、首をのけぞらせてもたれかかる。
 乳首を口に含まれ、舌先でつつかれたり、転がすように舐められたりした。強く吸われながら軽く歯を立てられ、少しずつ力を入れられ、痛いと思った直後に離された。
 じんじんする痛みが、すぐに甘いしびれに変わり、体の奥へとしみこんでいく。
 たまらなくなったあたしは、彼の体に腕をまわして抱きよせ、なりふりかまわず腰をこすりつけた。
 股間がうずいて、音が聞こえそうなほどずきずき脈打っている。
 ほほえみながらまぶたにキスされ、やっとショートパンツのボタンに指が伸ばされた。
 のろのろとはずされ、ゆっくりファスナーを下ろされて、バナナの皮でも剥《む》くように下着ごとめくりおろされる。
 あたしの股間は、直接触られる前からもうびしょびしょ。
 すっと割れ目の上を撫でられただけで、いてもたってもいられない気持ちになり、無意識に体が跳ねてしまう。
 ひだを割られ、内側のデリケートな皮膚を触られると、ふっと力が抜けてしまいそうな快感に襲われた。
 クリトリスの周りをひと撫でされ、膣の手前のたいらな部分をこすられる。すごく感じるってわけでもないけど、ずっと続けてほしいような心地よさがこみあげてきて、うっとりする。
 入口の周りをほぐすようになぞられはじめると、快感と期待でどきどきしてきた。
 どくりと脈打つ感じがして、またたくさんの蜜があふれたのがわかる。
 その蜜のあいだを縫って、彼の指が中に潜りこんできた。ほとんど抵抗なく根もとまで入ったそれは、試すように二、三度出たり入ったりしたかと思うと、突然別の生きもののようにあたしの中を泳ぎはじめる。

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