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拾ったペットは超絶テクニシャン

2012/02/19
電子書籍『拾ったペットは超絶テクニシャン』(秘めゴト文庫)◆

お局OLの悠子は、居候先を追い出された青年・健をつい拾ってしまう。健は職業ジゴロと名乗り、泊めてもらうお礼にセックスで気持ちよくしてあげると言いだして――。



◆冒頭◆

「はぁ――はぁ――あぁ――」
 肌の上を滑る長い指。大きな手のひらから伝わる温もりと、産毛をくすぐる熱い吐息。
 触れられたところにぽっと官能の蕾が生まれ、またたくまに花開いて波紋のように燃えひろがる。
「あ……んふ……」
 悠子は濡れた吐息を漏らし、体をくねらせながら、健の広い背中に両腕を絡めた。
 健はまるで魔法使いだ。一瞬かすめただけで悠子の体を熱く熔かし、甘い囁き一つで理性の鎧を剥ぎとってくれる。
 女の体を知りつくした黄金の愛撫は、単なるテクニックにとどまらず、本能的ともいえる感性で悠子の体に同化し、揺さぶり、尽きない泉のような快感を掘りおこす。
「もう――もう来て……っ」
 たまらなくなって悠子はねだったが、健はやんわりとそれを拒否した。
「まだ駄目だよ。もっともっと、気持ちよくなってからでないと」
 唇で首すじをなぞられ、両方の乳首にも触れられる。舌も使わず、歯を立てることもなく、ただやさしくなぶるだけの唇の感触が、どんな愛撫よりも刺激的で心地よい。
 もどかしくて、気持ちよくて、悠子は知らずしらず声を上げ、もっと欲しくて、無意識に腰をこすりつけてしまう。
「あん……あっ……あっ……ん――」
 股間には、健の片手がそっと添えられている。
 割れ目の上に置かれた器用な指は、そこから中に入ってくることなく、敏感な表面を静かに撫でつづける。とはいえ決して単調ではなく、ときにはゆっくり、ときにはすばやく、やわらかな丘の上を自在に行き来して、悠子を予想外の快感に震えさせる。
 セックスがこれほどすばらしいものだとは、悠子は健に会うまで知らなかった。自分の体がこれほど淫らで貪欲だということも、健に教えられて初めて知った。
「ねえ……もっと……もっと強くして」
「まだだよ。もう少し我慢」
「もう待てない……あっ……あん……あ、あ……っ、早く……!」
「もうちょっと待って。ほら……まだまだ気持ちよくなれるはず」
「あっ……あ! もう、もう駄目! お願い、ああ……は、あ、あっ! ……んっ――」

 その青年に気づいたのは、二か月ほど前の朝、出勤途中のことだった。
 近道のためいつものように公園を横切っていくと、ベンチに座ってぼうっと空を見ている青年がいた。
 目を引いたのは、青年の容姿が好みのタイプだったからだ。

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16:56 秘めゴト文庫 | コメント:(0) | トラックバック:(0)
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